[C#] Rider の初期設定、ショートカットキーの ReSharper との違い

2024-08-23 (金)

Visual Studio で ReSharper を使用していますが、Rider とショートカットキーなどが違う部分があります。
Rider の初期設定とショートカットキーの違いをメモしておきます。

環境

  • ReSharper 2024.2.1
  • Rider 2024.2.1
  • Visual Studio 2022 Version 17.11.1
  • Windows 11 Pro 23H2 22631.4037

Rider の ファイル -> 設定 から各種設定を行います。

UI コンパクトモード: On

エディタ領域を広く確保したいため、コンパクトモードにします。

行の高さ: 1.2 -> 1.0

1画面に表示されるコード行数を増やすために、行の高さを調整します。
Rider の初期設定は行間が高いため、画面スクロールしないとコードが読めないためです。

Code Vision - VCS 情報: 表示 -> 非表示

コードビジョン は便利ですが、VCS 情報が表示されることで1画面に表示されるコード行数が減る場合があるため、非表示にします。

VCS 表示は、メソッドやプロパティをGit コミットしたユーザー名を表示します。
VCS を確認したい時に、git blame を表示すれば良いでしょう。

ショートカットキーの違いまとめ

私がよく使うショートカットキーで、Rider と ReSharper (Visual Studio) でキーが異なる機能を中心に記載します。
設定環境は以下の通りです。

Rider は IntelliJ キーマップ を使用しています。キーは個別に変更していません。

ReSharper の Shortcut Scheme は IntelliJ IDEA キーマップ に設定しています。キーは個別に変更していません。

Rider に限らず、JetBrains の IDE なら同じようなショートカットキーだと思います。

検索

機能RiderReSharper (VS)備考
どこでも検索Shift > ShiftCtrl + N
キャレット上の単語の次の出現箇所Ctrl + F7 > F3Shift + Ctrl + ↓Rider は Ctrl + F7 で事前に強調表示が必要
キャレット上の単語の前の出現箇所Ctrl + F7 > Shift + F3Shift + Ctrl + ↑Rider は Ctrl + F7 で事前に強調表示が必要
検索結果の次の出現箇所に移動Ctrl + Atl + ↑Ctrl + Atl + ↑ or F8Alt + F7 > F8 が便利、Rider 不便…
検索結果の前の出現箇所に移動Ctrl + Atl + ↓Ctrl + Atl + ↓ or Shift + F8F8, Shift + F8 が便利、Rider 不便…

マルチキャレット

機能RiderReSharper (VS)備考
次の出現箇所の選択を追加Alt + JShift + Alt + .
次の出現箇所の選択を解除Shift + Alt + JShift + Alt + ,
全ての出現箇所を選択Ctrl + Shift + Alt + JShift + Alt + :
任意の位置にキャレット追加Shift + Alt + ClickCtrl + Alt + Clickドラッグすると範囲選択が可能
矩形選択 (マウス)Alt + DragAlt + Drag
矩形選択 (キー)Ctrl > Ctrl + 矢印Shift + Alt + 矢印
複数の矩形選択 (マウス)Ctrl + Shift + Alt + Drag不明

ナビゲーション

機能RiderReSharper (VS)備考
表示中のファイルをソリューションツリーで選択するAlt + F1, 1Alt + Shift + L
表示中のファイルをエクスプローラーで開くAlt + F1, 0Alt + Enter > Windows Explorer
2024-08-23 (金)